BLSヘルスケアプロバイダー受講者マニュアル

BLS横浜が主催するAHA-BLSヘルスケアプロバイダーコースでは、受講料にテキスト(教科書)代は含まれていません。

受講に際し、短い講習時間内での学びを最大限にするために、テキストを各自ご購入いただき、事前に熟読いただくことをお願いしています。

またAHAの受講規定により、テキストを持参されないと受講いただけません。
必ず一人一冊のテキストをご用意ください。




BLSヘルスケアプロバイダー受講者マニュアル

BLSヘルスケアプロバイダー受講者マニュアル
AHAガイドライン2010準拠

ISBN-13: 978-4916166418
(シナジー社刊:¥ 3,675 )



G2015 Interim【暫定】コース

2016年4月現在、日本語コースとして開催しているのは、BLSヘルスケアプロバイダーG2015【暫定】コースです。

2015年10月に発表された新しいAHA蘇生ガイドライン2015での変更点を踏まえて、G2010教材に修正を加えて進行するプログラムです。

学ぶ内容はG2015ですが、皆様にご用意いただくテキストは、旧来のG2010日本語版で構いません。


書店での購入

AHA公式テキストであるBLSヘルスケアプロバイダー受講者マニュアルは、一般書店で市販されています。

横浜駅近辺の新テキスト書店取り扱い情報:

  • 有隣堂横浜西口医学書センター
  • 丸善横浜ポルタ店
  • 横浜そごう紀伊国屋書店

最寄りの書店を通して取り寄せ注文することも可能です(手数料無料)。その際は、書名・出版社名の他、ISBN-13: 978-4916166418 を伝えると確実です。



インターネット書店での購入

医学書を扱う書店が近くにない場合は、インターネット書店での購入が便利です。



事前学習(予習)のポイント

BLSヘルスケアプロバイダーコースは、主に病院内で蘇生を行う医療従事者を想定した「蘇生のプロ」のためのコースです。消防や赤十字等で開催されている市民向け心肺蘇生法では簡略化もしくは省略されている下記の点が盛り込まれています。

  • 心停止の認識の一部として、頸動脈で脈拍触知を行なう
  • 感染防護具(フェイスマスク)を使った人工呼吸
  • バッグバルブマスクによる徒手的人工呼吸
  • 成人で「呼吸なし、脈あり」の場合は補助呼吸を5-6秒に1回行う
  • 小児・乳児で「呼吸なし、脈あり」の場合は補助呼吸を3-5秒に1回行う
  • 小児・乳児は、脈拍が60回/分未満で循環不良が改善されなければCPR開始
  • 通報のタイミングは、推察される心停止の原因によって変わる(特に小児)
  • 小児・乳児の二人法 CPR は 30:2 ではなく 15:2 で行われる
  • 高度な気道確保(気管挿管等)された場合の二人法CPR

また、押さえておきたい予習のポイントとして、下記の点を参考にしてください。

  • 質の高いCPRを行うための6つのポイント(p.2 重要な概念)
  • 心肺蘇生法における、成人・小児・乳児の定義
  • 成人と小児・乳児の心停止の原因の違い
  • 成人と小児・乳児のCPRの違い → 通報のタイミング、片手法胸骨圧迫、二人法
  • 補助呼吸という概念(p.49)
  • 実技試験での評価ポイント(p.28、p.40)

ガイドライン2015での変更点については、当日、改めて説明させていただく予定ですが、新しいアルゴリズム図をPDFで公開しています。よろしければご覧ください。(当日、紙資料で配布しますので印刷は不要です)

→ ガイドライン2015 補助資料 (PDF直リンク:約1.3MB)




予習のうえで、ご不明な点や疑問がございましたら、遠慮なくご連絡ください。

皆さまが、本講習から最大限の学びを得られるよう、お手伝いしていきます。






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