PALSプロバイダーコース

AHAガイドライン2025 暫定版
Pediatric Advanced Life Support Provider
小児二次救命処置



PALSプロバイダーコース 講習開催予定

開催日
場所
時間
募集状況
2月24日(火)-25日(水)
横浜駅
徒歩5分
9:15-19:30
キャンセル待ち



AHA 急変対応研修の終着点 PALS

PALS プロバイダーコースは、小児の生命危機と心停止対応を学ぶ急変対応フルコースです。

PALS の概念は、ACLS の小児版という枠にはとどまらないスケールで展開されます。

日頃、小児と関わることがない医療者にとっても、人間の生命危機を学ぶ上では、ACLS の先の一歩として学ぶのに価値のあるプログラムです。


心停止予防-一次救命処置-二次救命処置 AHA-PALS(パルス)の流れ

生命危機対応を一連の流れで考えたとき、これらのすべてを内包したのが PALS です。

子どもの心停止の原因は大人とは異なります。Cardiovascular(心血管)由来のものだけではなく、呼吸不全やショックに由来するものが多いとされています。呼吸障害やショックは突発的なものではなく、心停止に陥る前に兆候に気づけば予防可能です。

そのため、アメリカ小児科学会と協働し、呼吸障害とショックの初期対応も含めた、心臓系に偏らない 総合急変対応 プログラムとして開発されたのが AHA-PALS プロバイダーコースです。


小児二次救命処置PALSプロバイダーコースを神奈川県横浜市で開催(パルス)eCard eカード。循環器専門医、小児科専門医申請に使えます。

PALSでは、ACLSプロバイダーコースで学ぶ心停止ケースと頻拍性不整脈、徐脈性不整脈に加えて、呼吸障害4タイプ、循環障害(ショック)4タイプの判定と安定化、二次評価ならびに診断的評価治療までを2日間で学びます。



PALS と PEARS® プロバイダーコースとの違い

PALS プロバイダーコースには PEARS® の概念も含みますが、酸素投与やボーラス輸液で安定化させた後の二次治療の側面に重きを置いたのが PALS と言えます。

PEARS® の上位概念が PALS と言って間違いはありませんが、PALS を受講すれば PEARS® の内容をカバーできるかというと、そういうわけでもありません。

PALS では、認知能力のトレーニングは含まれておらず、陥没呼吸、シーソー呼吸、呻吟、喘鳴、聴診音などの解説や映像教材による提示はありません。体系的アプローチや奇異呼吸の認知は当然できるものとして進められます。

そのため、臨床的に小児の生命危機の観察に習熟されている方以外は、まずは PEARS® プロバイダーコース の受講をお勧めします。

また、内容的にかなりのボリュームがあるため、ACLS プロバイダーコースの受講経験があると、より PALS 領域のことに集中して学べるはずです。


PALSプロバイダーコースの内容

  • 蘇生科学と小児心停止と救命のメカニズム
  • 体系的アプローチ1(第一印象〜一次評価〜安定化)
  • 体系的アプローチ2(二次評価〜診断的評価〜治療方針)
  • 呼吸障害(上気道閉塞、下気道閉塞、肺組織病変、呼吸調整機能障害)
  • 循環障害(ショック:循環血液量減少性、血液分布異常性、心原性、閉塞性)
  • 呼吸停止、徐脈への対応
  • 心停止対応(BLS+AED)
  • 二次救命処置(Vf/pVT、心静止/PEA)
  • 不整脈の認識と管理(上室頻拍、心室頻拍、房室ブロック)
  • 心拍再開ROSC後の管理
  • チーム蘇生の概念

PALSプロバイダーコースの器材  PALSプロバイダーコース|骨髄路確保、骨髄針の穿刺実習


AHA 蘇生ガイドライン G2025 暫定版

2025年10月22日に AHA 蘇生ガイドラインの改定が発表されました。

これに基づき PALS プロバイダーコースのテキストや映像教材(英語版)も一新されますが、日本語化までは、まだしばらく時間がかかります。

日本では、日本語版の教材(プロバイダーマニュアル、映像教材、インストラクターマニュアル)がすべて出揃ってから、漸次 G2025 正式コースが開始され、90日のシフト期間を経て完全移行します。

G2025 正式コース開始までは、現行の G2020 教材(テキスト&映像教材)を使い、AHA が提供する G2025 補完補助教材を併用しながら進行する G2025 暫定 コース として講習開催を継続します。

本コースを受講の方は、現在市販されている G2020版テキスト をご購入の上、講習にご参加ください。




PALSプロバイダーコースの開催概要

コース名 PALS Provider Course
(AHAガイドライン2025 Interim)
受講資格 二次救命処置に携わる医療従事者(医師、看護師、救急救命士)
受講要件 1.小児・乳児へのCPR+AEDができること
2.モニター心電図の判読できること
3.蘇生に使う薬剤の知識があること
4.ショックと呼吸障害の病態を理解していること
受講料 ¥42,300(日本国内標準価格)
テキスト 必ずひとり一冊ご用意下さい。

PALSプロバイダーマニュアル AHAガイドライン2020 準拠
必要なもの テキスト、筆記用具 (ポケットマスクは消毒済みのものをお貸ししています)
コース時間 約16時間(2日間)
筆記試験 50問4択式 42問以上正解で合格となります。テキスト・資料持ち込み可。試験問題は日本語です。
実技試験 小児へのCPR+AED、乳児へのCPR(1人法/2人法)、PALSコアケース1(心臓系)、PALSコアケース2(呼吸/ショック)
修了証(カード) コースの全過程に参加して、筆記試験と実技試験に合格すると英文修了証/ PALS Provider 資格が発行されます。(電子認証 eCard での発行となります)
修了証の期限 2年間有効

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