ナースにとっての急変対応はBLSでは終わりません。実臨床から逆算した現場で必要な看護師のための総合急変対応トレーニングが NCLS です
- 生命危機〜BLS〜ALS|急変対応総合研修 - operated by BLS横浜
「看護師の急変対応はBLSからでは遅い! そしてBLSでは終わらない」
そんなキャッチコピーで、主に病棟看護師の業務を想定して、院内急変対応を総合的に1日で学ぶプログラムです。
薬剤投与やモニター除細動器、気管挿管介助といったICLS的な要素と、心停止前の生命危機兆候の評価という PEARS® の要素を盛り込んだ「はじめの一歩」に最適なコースです。
既存の様式化されたBLSトレーニングを根本から見直し、看護師の臨床の実際の動きから逆算して講習を再設計しています。
医療現場で看護師に必要な急変対応を、シミュレーションとディスカッション中心の6時間コースにまとめました。
BLSを基軸に、心停止前の生命危機の観察の視点と、BLSの一歩先のモニター除細動器と薬剤投与、気管挿管介助までを含めて訓練していきます。
既存の成人BLS講習に加えて、心停止予防の PEARS® の視点と、BLSのあとに続く二次救命処置 ACLS の要素が含まれます。
入院患者の急変対応の全体像を俯瞰できる総合急変対応トレーニングとなっています。
看護師に必要な急変対応を”お作法”として型を学ぶのではなく、”理解し実践する”を目標に、講習の6時間はシミュレーションをベースに、実践から学んでいただく形式になります。
必要な知識面の習得は、事前のテキストの読み込みならびにオンライン上の動画教材から、自習の上でご参加ください。
講習当日はディスカッションで内容理解を確認しつつ、シミュレーションとその振り返り(デブリーフィング)により、理解の定着と実践行動レベルに持ち上げていきます。
蘇生科学
呼吸管理セッション
CPRセッション
初期評価/判断
心停止アルゴリズム/総合シミュレーション
主に病院内の病棟勤務看護職を受講対象としてコース設計されています。
受講にあたり、テキストとオンライン動画による事前学習が必須となりますが、他のコース受講歴や臨床経験の多寡は不問です。
BLSでは終わらず、薬剤投与やモニター除細動器を使った二次救命処置に進行する想定のため、クリニックや産業保健室、保育園看護師など病院外で活躍する方にはややオーバースペックな内容となります。
弊会や提携サイト Child Lifes で PEARS® プロバイダーコースと ACLS プロバイダーコースの両方の受講経験があるにとっては、ほぼ既習の内容となりますので、新たに受講いただく意義は薄いかもしれません。この場合、正規受講ではなく「チームメンバー役」としての参加をおすすめします。
本コースは法的な業務範囲として、日本の看護師免許を前提としています。
二次救命処置に関わる可能性がある救急救命士や臨床工学技士、臨床放射線技師、理学療法士、薬剤師等コメディカルの方もご参加いただけますが、業務に必ずしもフィットするわけではない点、ご了承ください。
また、医師は受講対象外としています。ACLS プロバイダーコースをご検討ください。
病院内で発生した 成人患者 の急変〜心停止を想定しています。小児急変は扱いません。保育園看護師や小児科看護師の方は、PEARS® か PALS プロバイダーコースをご検討ください。
成人患者を前提とした急変対応の全体像 を学びたい方は、その入口として全体像を俯瞰できる NCLS をおすすめします。
AHA-BLSプロバイダーコース は心停止してからの一次救命処置のみで、それに続く二次救命処置と心停止予防のための観察の視点は含まれません。
またNCLS は講習中の講義はなく、技術練習が中心となりますので、蘇生科学をきちんと理解したい方、BLS指導に携わる方などは、知識面でのサポートも含む AHA-BLS コースをおすすめします。
また小児/乳児蘇生、窒息解除法を含むのも AHA-BLS だけの特徴です。
コース名 | NCLS - 看護師に必要な新しい BLS コース 急変対応.net(CODEBLUE)監修 |
コース内容 |
・蘇生科学 |
参加資格・条件 |
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受講料 | ※BLS横浜でAHAコース受講歴がある方は¥13,200- |
テキスト | ![]() ⇒ NCLS 公式テキスト(紙媒体) ¥4,250- ⇒ NCLS 公式テキスト(PDF) ¥3,850- |
コース時間 | 約6時間 |
事前試験 | あり(online) |
事後試験 | あり(online) |
実技試験 | ありません |
修了証 |
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