ハートセイバー・インストラクター
エッセンシャルコース

Heartsaver Instructor Essentials Course


AHAインストラクターコース提供停止のお知らせ


2023年度を最後に、新規のAHAインストラクター養成事業から撤退しました。

インストラクターが独立するまでの活動支援や訓練の場の提供は引き続き行っていきますが、インストラクターコース開催、インストラクターの認定、更新モニタリング等は行いません。

以下、2023年までの内容となりますので、ご了承ください。



AHAハートセイバー・インストラクターは、アメリカ心臓協会の全BLS領域トレーニングカリキュラムのうち、BLSプロバイダーコース以外のすべて を指導し、プロバイダーカード(コース修了証)を発行できるAHA公認資格です。


HSインストラクターが指導できるコース例:
ハートセイバーCPR AED、ハートセイバー・ファーストエイド、ハートセイバー血液媒介病原体、ハートセイバー小児ファーストエイドCPR AED


BLS横浜では、プロフェッショナルの心肺蘇生法・救急法指導員として、地域に救命の連鎖を拡げることに熱意を持たれる方の資格取得を応援しています。




ハートセイバー・インストラクターになるためのステップ

1.前提条件

 ・16歳以上
 ・煙草を吸わないこと
 ・教えることで自分自身を高めていこうという意欲があること
 ・AHAインストラクターとしてAHAの指針・基準にそった運営ができること
 ・英語、特に読解を毛嫌いしないこと(得意である必要はありません)

2.プロバイダー資格の整備

ハートセイバーCPR AEDHeartsaver Firstaid の両資格を持っていること、もしくはフルカバーの Heatsaver Firstaid CPR AED 資格を持っていること。

3.提携(帰属)許可の取得

現在、日本には10のAHA国際トレーニングセンター(ITC)が存在します。

AHA規則として、インストラクター・エッセンシャルを受講する前に、ITCへの提携許可を得ることが求められています。BLS横浜のサポートでBLSインストラクター資格を取得する場合は、Vital Net Japan AHA国際トレーニングセンター(VNJ-ITC)との提携となります。(他トレーニングセンターでの活動を制限するものではありません)

インストラクターになることを希望する方には、事前にコース見学等に来てもらい、そこで面談の上、VNJ-ITCとの提携の妥当性を相談させてもらっています。


(BLS横浜では、米国ハワイ州の American Medical Response トレーニングセンターのUSプロバイダーカードも発行していますが、インストラクター認定に関しては、日本国内の VNJ-ITC のみのサポートとなります)


4.HS Instructor Essentials 修了

AHA-ハートセイバーコースを指導するための教材の使い方、指導法の実際を学ぶクラスルームスタイルのプログラムです。約6時間の対面講習で、最後に25問4択式の筆記試験があります。

費用は受講者人数・会場費等によりますが、一人あたり概ね3〜5万円程度です。別途 ハートセイバーインストラクターマニュアル(8,800円)を各自ご購入ください。

単独自主コース開催のためには ハートセイバーコースDVD(12,100円)も必要となりますが、インストラクターコース参加には必須条件ではありません。

5.教育実習+モニター評価合格

後日、受講生の前で、実地指導を行っていただきます。インストラクターとして最低限の能力を備え、今後成長発展していく可能性を実証していただきます。モニター評価は1回で終了することもありますが、複数回を要する場合もあります。


以上の5つのステップで、正式なAHAインストラクターとして認定され、Heartsaver Instuructorカードが発行されます。




AHAハートセイバーコースを企業内教育に

BLS横浜では、個人・法人を問わず、事業所等においてAHAハートセイバーコースの 自主開催 をお考えの方に、ハートセイバー・インストラクターコースを提供しています。

プロの CPR/AED インストラクターとしての活動を希望する方、自社職員に定期的な心肺蘇生講習ならびに資格整備が必要な企業担当者、介護福祉・保育専門学校教員など、in house で心肺蘇生法トレーニングを行い、アメリカ心臓協会AHA公認資格証発行を行いたい方が対象です。

継続的にコース開催を行うための、会場準備、マネキン等の器材調達、受講者募集をご自身で行えることを条件とさせていただいています。



単独コース開催までの途

ハートセイバーインストラクターカードを手にした時点では、インストラクターとして入り口に立ったに過ぎません。

完全に一人でコースを開催する力を養うために、上級インストラクターの立会いの下で、最低限4回は実地指導訓練を行います。そして8回の指導経験を目安に独り立ちを目指します。

AHAハートセイバー・インストラクターとして、独り立ちするだけの十分な能力があると評価され、トレーニングセンターから許可を受けた後は、上級インストラクターの間接監督下(不測の事態に備えて電話連絡できる状態)で、単独でハートセイバーコースを開催していただけます。