AEDと救命法のデマと勘違いを斬る!11月20日(水) 18:30〜横浜|心肺蘇生法と蘇生科学をきちんと理解するためのワンコインセミナー
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2024年 11月20日(水)
18:30〜20:15
参加者募集中
会場:かながわ県民センター
(横浜駅より徒歩5分)
消防吏員、応急手当普及員/指導員、救急法指導員、
PUSH/ICLS/BLSインストラクターなど、
一次救命処置指導や普及活動を行っている方は【無料】です。
2024年の今年は、AEDの市民使用が始まって20周年の年にあたります。
AEDはすっかり市民権を得て、人が倒れたらまずAED、という認識が広まった反面、不正確な間違った認識が広まっているのも事実です。
特にSNS上のAEDに関する情報はひどい状態です。
聞きかじりの情報に、浅い勝手な解釈と勘違いを加わって拡散されていき、ウソとデマまじりで収拾がつかない状態になっています。
残念ながら、救命法を正しく伝える立場の心肺蘇生法指導員さえも、間違った情報を真に受け、デマを拡散してしまっている状況が見受けられます。
誰もが悪意がないだけに、問題は深刻です。
そこで、昨今ではほとんど教わる場がなくなってしまった救命法の原理原則まで立ち返って考え、心肺蘇生法とAEDについてきちんと理解しましょう、という趣旨の勉強会を企画しました。
内容(予定)
※レクチャーとディスカッションによる座学です。マネキンを使った実習はありません。
【セミナーの内容をチラッとご紹介】
例えば、救命講習では、次のように教わることがあります。
「感染の危険があるから、人工呼吸はしなくてよい」
第三者に対するバイスタンダー(その場に居合わせた一般市民)対応であれば、不自然な話ではありません。
しかし、これがプールの監視員向けの研修だったら、どうでしょうか?
溺水からの心停止であれば、原因は心臓突然死(心室細動)でなく【低酸素】ですから人工呼吸は欠かせません。ましてやプール監視員は溺水に備えて監視業務をしているわけですから、丸腰の素人とは立場が違います。
プール監視員向け講習で伝えるべきは、「感染防護の準備をして、すばやく安全に人工呼吸を開始するやり方をしっかり身に着けましょう」 ではないでしょうか?
業務対応であっても救助者の安全が最優先ではありますが、冒頭のセリフは明らかに言葉足らずでミスリードを招いています。
受講者立場や属性によって、救命講習で伝える内容とメッセージは変わります。
このマッチングのズレが原因で、人工呼吸省略以外にも、数々の誤った認識が広がってしまっている現状があります。
救命講習で教わった内容は自分の立場・責任に合っていたのか? 信じていいのか?
実際に起きた事故報道や裁判事例を見るかぎり、仕事の一環で救護を行うCPRプロバイダーは、そんな自問をしなければいけない現状が生まれています。
本講では、医学的側面、法的側面、道義的側面の3方向から「救命処置」とその教育内容を見直し、その妥当性を自分で判断できるための基礎理解を目指します。
救命講習は、所属団体ごとに定形プログラム化していることがほとんどですが、それは誰を対象としたものかを意識して教えていますか?
企業や団体からの依頼講習のとき、受講対象にあわせて内容やメッセージをアレンジしていますか? 医療従事者向けの一次救命処置研修なのに口対口人工呼吸を指導している、なんてことがないでしょうか?
本講では、救命講習を受講対象によって下記の3層に分けて解説していきます。
救命法を伝えるインストラクター/指導員としての責任についても考えます。
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