神奈川県横浜市内で、現場主義の実践的な救命講習を展開しています。
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8月24日(土)
締め切りました
会場:かながわ県民センター
(横浜駅より徒歩5分)
ポケットマスク(フェイスマスク)人工呼吸法に特化した「BLS横浜」オリジナルの救命講習です。
医療機器として承認を得ているレールダル社のポケットマスクと成人BLSマネキンを使い、下記の知識と技能を習得します。
フェイスマスク部分は数名で交代しながら使いますが、口をつけるマウスピース(一方向弁)は、洗浄・消毒(セミクリティカル)済みのものを一人にひとつずつお貸しします。
※個人用のポケットマスクを持参いただいても構いません。
近年の心肺蘇生法講習では、人工呼吸はしなくてもよい、と教えられることが増えてきました。
それは通りすがりの立場(バイスタンダーと言います)の人に、少しでも救助活動に着手して欲しい、という普及のための方略ですが、生理学的に見たときには、本当に人工呼吸をしなくてもよいケースというのは、多くはありません。
特に医療従事者のような専門家向けの心肺蘇生法の中で、人工呼吸不要と言われたことは、かつて一度もないという事実は知っておくべきです。
CPRの目的は、機能不全に陥った心肺機能を人工的に肩代わりして、体内の組織細胞に酸素を届け続けることにあります。
溺水や喘息発作、アレルギーによる上気道狭窄によって低酸素から心停止になった場合は、血中酸素が枯渇してるため、胸骨圧迫だけでは、細胞への酸素供給が難しい点はご理解いただけるかと思います。
2008年にアメリカ心臓協会が世界に向けて提唱した Hands only CPR では、人工呼吸を省略できるのは「病院外で目の前で卒倒した成人傷病者」のみであり、低酸素症が疑われるような下記の場合は、適応外とされていました。
人工呼吸の練習は、フェイスシールドと呼ばれるシート状のものを使った練習が広く行われていますが、感染防護性能や、シート1枚を隔てて傷病者の顔と接触することなどから、実施に不安を感じる方が多いようです。
そこでBLS横浜では、医療機関で使われるバッグバルブマスク以外では、ポケットマスクの使用を推奨しています。
特に業務上、救護責任があり、人工呼吸を行わなくてはいけない立場の人は、人工呼吸も現実問題として考え、準備しておくことが望ましいと言えます。
リスクはゼロにはなりませんが、ハードルは極力下げたい。そんなとき、感染防護具として医療機器承認を受けているポケットマスクは非常に有用です。
BLS横浜の人工呼吸法教育に関する取り組みは下記ブログ記事をご参照ください。
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