BLS横浜について 目指すところとそのミッション


BLS横浜(旧称 BLS-AED.net横浜)は、アメリカ心臓協会 American Heart Association が開発した緊急心血管治療プログラム(AHA-ECC)を提供する活動拠点です。

2007年以来、神奈川県横浜市を中心に日本全国において、救急救命技術の普及教育活動を展開しています。

AHA-ECCコースを中心に、市民救助者の養成から、医療従事者のための高度な救命処置研修、救命法の指導員/インストラクター養成までを幅広く手がけています。

また、AHA-ECCコースではカバーできない部分は、独自に講習プログラムを開発し、地域、職種、職場環境に合わせた実践的な「命を救う技術」の教育に努めています。




BLS横浜のミッション 1:
AHAプログラムの日本定着のために

救命処置と蘇生科学について世界をリードしている American Heart Association (アメリカ心臓協会)の公式プログラムを市民・医療者に向けて提供しています。

神奈川県では複数のAHA講習を開催する団体が存在しますが、BLS横浜は 米国ハワイ州のAHAナショナル・トレーニングセンター直轄運営 という特色があり、神奈川のみならず、日本国内において先進的な取り組みをしてきました。


日本語化されていないAHAコースの導入

  • ハートセイバー・ファーストエイド
  • PEARS®プロバイダーコース
  • ハートセイバー小児ファーストエイドCPR AED
  • ハートセイバー血液媒介病原体
  • ファミリー&フレンズCPR
  • ファミリー&フレンズ子どもファーストエイド

アメリカ合衆国内でインストラクター資格を取得してきた黎明期のAHAインストラクターには、AHA ECCプログラムを世界に広めるという特使が設定されています。

そこで、BLS横浜では、日本語化される前の上記の講習プログラムを、日本国内で独自展開し、地域のニーズとのマッチングを図ってきました。

そうした成果もあり、今では、ハートセイバー・ファーストエイドとPEARS®プロバイダーコース、ファミリー&フレンズCPRは、公式に日本語教材が作られるまでに至りました。

ファーストエイド・ガイドラインの翻訳や、BLSやファースエイドコース教材の日本語監修を担当してきたことも私たちの誇りです。

また、5年毎のガイドライン改定に伴う教材刷新の際には、公式な日本語教材がリリースされる前から、英語ベースの講習として先行開催し、日本にいち早く新しい蘇生科学と教育メソッドを紹介してきました。


BLS横浜のミッション 2:
業務としての救命トレーニングを根付かせる

心肺蘇生CPRで最も重要な胸骨圧迫 心臓マッサージ米国の救命教育に携わってきてわかることは、日本国内においては、医療従事者以外の「業務としての応急救護・蘇生」がトレーニングとして確立していないことです。

例えば、学校の教員が児童の救命処置にあたる場合や、プールの監視員が溺れた人に対して蘇生を行う場合などです。これらを「通りすがりの立場で行う善意の救命処置」と同列に扱っていいのか、という点です。

日本の旧来の蘇生教育の中では、これらはあまり区別していません。

しかし、業務の一環として応急救護にあたる場合は、注意義務という法的責任が発生します。また、見て見ぬふりはできない、つまり、やらなければならない、という点で「重さ」はかなり違うはずです。

そこでBLS横浜では、アメリカ心臓協会の医療従事者以外の業務救護プロバイダー向けの ハートセイバーCPR AED コースの日本国内での定着を目指した展開をしています。

また、エピペン&小児BLS講習など、独自プログラムの開発・展開を通して、責任を質を重視した講習とお作法ではない実行性の追求など、業務プロバイダー向けの救命講習のあり方を提案しています。


BLS横浜のミッション 3:
指導スキルのボトムアップ 教育工学の応用

BLS横浜は、日本医療教授システム学会の学会員として、日々、指導スキルの研鑽に努めています。日本医療教授システム学会は、教育工学(インストラクショナル・デザイン)の学術的知見を用いて効果的な医療従事者の育成を研究する学術団体です。

アメリカ心臓協会が、蘇生教育について世界に秀でているのは、この教育工学の考え方を早くから取り入れて、教育改革を行ってきたからに他なりません。

BLS横浜は、インストラクショナル・デザインに基づく教材設計を日本医療教授システム学会から学び、AHA講習等での指導実践を通して、効率的な指導スキルを身につけてきました。

これらの教育に関するノウハウを応用し、新たな教育プログラム・教材開発を行っています。

さらには、この教育科学の考え方や、指導スキルを、次世代の指導員養成に活かし、形骸化したお作法教育ではなく、実行性というアウトカムに着目した新時代の指導員養成を行っていきます。






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