PALSプロバイダーコース

AHAガイドライン2015 正式版
Pediatric Advanced Life Support Provider
小児二次救命処置



小児二次救命処置として知られるPALSは、ACLSの小児版ではありません。


心停止予防-一次救命処置-二次救命処置 PALSの流れ

上記の流れで生命危機対応を考えたとき、概念としてこれらのすべてを内包したのがPALSです。

子どもの心停止の原因は大人とは異なります。Cardiovascular(心血管)由来のものだけではなく、呼吸不全やショックに由来するものが多いとされています。呼吸障害やショックは突発的なものではなく、心停止に陥る前に兆候に気づけば予防可能です。

そのため、アメリカ小児科学会と共同し、呼吸障害とショックの初期対応も含めた、心臓系に偏らない 総合急変対応 プログラムとして開発されたのがPALSプロバイダーコースです。


小児二次救命処置PALSプロバイダーコースを神奈川県横浜市、沖縄県那覇市で開催

ACLSプロバイダーコースで学ぶ心停止ケースと頻拍性不整脈、徐脈性不整脈に加えて、呼吸障害4タイプ、循環障害(ショック)4タイプの判定と安定化、二次評価ならびに診断的評価治療までを2日間で学びます。




PALSプロバイダーコース 講習開催予定

開催日
場所
時間
募集状況
6月26日(火)-27日(水)
横浜駅 徒歩5分
10:00-19:00
キャンセル待ち
7月28日(土)-29(日)
沖縄県那覇市
(BLS沖縄 共催)
9:00-18:00
受講者募集中



PEARS®プロバイダーコースとの違い

PALSプロバイダーコースにはPEARS®の概念も含みますが、酸素投与やボーラス輸液で安定化させた後の二次治療の側面に重きを置いたのがPALSと言えます。

PEARS®の上位概念がPALSと言って間違いはありませんが、PALSを受講すればPEARS®は不要かというと、そういうわけでもありません。

PALSでは、映像教材による認知能力のトレーニングは含まれません。陥没呼吸、シーソー呼吸、呻吟、喘鳴、聴診音などの解説や視聴覚見本はありません。

体系的アプローチや奇異呼吸の認知は当然できるものとして進められます。

そのため、臨床的に小児の生命危機の観察に習熟されている方以外は、まずはPEARS®プロバイダーコース の受講をお勧めします。


PALSプロバイダーコースの内容

  • 蘇生科学と小児心停止と救命のメカニズム
  • 体系的アプローチ1(第一印象〜一次評価〜安定化)
  • 体系的アプローチ2(二次評価〜診断的評価〜治療方針)
  • 呼吸障害(上気道閉塞、下気道閉塞、肺組織病変、呼吸調整機能障害)
  • 循環障害(ショック:循環血液量減少性、血液分布異常性、心原性、閉塞性)
  • 呼吸停止、徐脈への対応
  • 心停止対応(BLS+AED)
  • 二次救命処置(Vf/pVT、心静止/PEA)
  • 不整脈の認識と管理(上室頻拍、心室頻拍、房室ブロック)
  • 心拍再開ROSC後の管理
  • チーム蘇生の概念(Rapid Response Teamとの連携)

小児急変アセスメント研修AHA-Sim-PEARS ペアース・プロバイダーコース(With シミュレーション)の器材



PALSプロバイダーコースの開催概要

コース名 PALS Provider Course
(AHAガイドライン2015準拠 正式日本語版)
受講資格 二次救命処置に携わる医療従事者(医師、看護師、救急救命士)
受講要件 1.小児・乳児へのCPR+AEDができること
2.モニター心電図の判読できること
3.蘇生に使う薬剤の知識があること
4.ショックと呼吸障害の病態を理解していること
受講料 ¥42,300(日本国内標準価格)
テキスト 必ずAHAガイドライン2015版のテキストをひとり一冊ご用意下さい。

PALSプロバイダーマニュアル AHAガイドライン2015 準拠 ¥14,580
必要なもの テキスト、筆記用具 (ポケットマスクは消毒済みのものをお貸ししています)
コース時間 約16時間(2日間)
筆記試験 50問4択式 42問以上正解で合格となります。テキスト・資料持ち込み可。試験問題は日本語です。
実技試験 小児へのCPR+AED、乳児へのCPR(1人法/2人法)、PALSコアケース1(心臓系)、PALSコアケース2(呼吸/ショック)
修了証(カード) コースの全過程に参加して、筆記試験と実技試験に合格すると英文修了証/PALS Providerカードが日本医療教授システム学会AHA-ITCより発行されます。(カードは後日郵送の形になります)
修了証の期限 2年間有効

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