BLSヘルスケアプロバイダーコース
(AHAガイドライン2015暫定版)


BLSコース刷新のお知らせ

BLSヘルスケアプロバイダーコースは、AHAガイドライン2015の改訂に伴い、2016年2月から BLSプロバイダーコース として生まれ変わりました。

最新のAHA-BLSコース受講希望の方は、
BLSプロバイダーG2015コース ページ
をご参照ください。




BLS横浜
AHA-BLSヘルスケアプロバイダーコースの特徴

 1.最新のAHAガイドライン2015準拠 Interim(暫定)コース
 2.少人数制 −受講生のレベル・ニードに合わせた指導
 3.ひとりに1体の練習用マネキン



BLSヘルスケアプロバイダー・コースとは

AHA-BLSヘルスケアプロバイダーコースは、数ある心肺蘇生法講習のなかで最高峰と評価が高い、プロフェッショナルのための一次救命処置教育プログラムです。


  1. 乳児を含めたすべての年齢対象に対するBLSトレーニング
  2. バッグバルブマスク(通称アンビューバッグ)を標準とした人工呼吸訓練
  3. 病院内を想定した二人法CPRで効果的に蘇生を行なうための訓練
  4. AHAガイドライン2015準拠
  5. 国際的に通用するプロフェッショナルレベルの一次救命処置技術認定証(英文)を発行

心肺蘇生の国際コンセンサス策定にあたって中心的な役割を果たしたアメリカ心臓協会(AHA:American Heart Association)が開発し、世界各国で医療専門家向けに開催されている一次救命処置(BLS:Basic Life Support)訓練プログラムです。

日本国内で開催されている心肺蘇生法講習のほぼすべては「市民救助者」向けです。

それに対し、BLSヘルスケアプロバイダー(Basic Life Support for Healthcare Providers)コースは、医師や歯科医師、看護師、救急救命士などの医療従事者や、人々の健康維持に関わる救命のプロとして活動する人たち(ヘルスケアプロバイダー)向けの、業務レベルの救命法を学ぶプログラムです。

こうした専門職者(プロフェッショナル)を想定した心肺蘇生講習/救命講習は、日本では他にありません。


AHA-BLSヘルスケアプロバイダーの器材・マネキン・バッグマスク,AED等
BLSヘルスケアプロバイダーコースで使用する器材一式

主に病院などの医療機関内の突然の心停止を想定した訓練内容で、やや難易度は高いといえますが、受講にあたって医療資格は必要ありません。高度な救命スキル習得を必要とする人なら、どなたでも受講できます。

BLSヘルスケアプロバイダーコースの特徴

AHA心肺蘇生法ガイドライン2015に基づいた最新の一次救命処置(BLS)を学びます。

大人の傷病者に対する人工呼吸と胸骨圧迫(心臓マッサージ)、AEDの使い方に加えて、1歳未満の乳児と小児(1歳〜思春期)の救命法、喉にものが詰まったときの解除法など、一次救命処置(BLS)のほぼすべてを網羅したコースです。

ひとりで行なう心肺蘇生の他に、ふたり以上の救助者がいた場合のより効果的な心肺蘇生法の訓練や、ポケットマスク(フェイスマスク)による人工呼吸、医療機関で標準的に使われているバッグバルブマスク(アンビューバッグ)による換気法など、市民向け蘇生講習には含まれない高度な手技も訓練していきます。


乳児へのバッグバルブマスクによる人工呼吸の練習

コースはDVD教材に沿って進められます。画面上のインストラクターの動きに合わせて「見ながら練習」(practice while watching)することで、統一された正しい技術を身につけます。


世界で通用するヘルスケアプロバイダー認定ライセンスカード

G2015 BLSプロバイダーカード資格証 本コースを修了し、筆記試験・実技試験に合格するとアメリカ心臓協会(AHA)より、ヘルスケア・プロバイダー Healthcare Provider 認定カードが発行されます。これは心肺蘇生(一次救命処置)に関して、世界でもっとも権威のある医療従事者レベルの技術認定証です。

ヘルスケアプロバイダーカードは、日本国内においても、内科認定医や循環器専門医、麻酔科専門医の認定を取る際には必須とされている公的評価の高い資格です。



BLSヘルスケアプロバイダーコースの概要

コース名 AHA BLSヘルスケアプロバイダーコース (ガイドラインG2015暫定版)
コース内容 成人・小児・乳児の心肺蘇生法(一人法/二人法)、AEDの使い方、ポケットマスク、バッグバルブマスクの使い方、成人・小児・乳児の窒息への対処法
[日常的に蘇生行為を行なう人向けの高度な内容です]
受講資格 どなたでも受講できます(年齢制限もありません)
受講対象 1.高度な心肺蘇生技術を身につけたい方
2.医療従事者(医師、看護師、救急救命士、歯科医師等)
3.職業的に複数人で心肺蘇生を行なう可能性がある人
コースの特徴  主に医療従事者向けの一次救命処置プログラムとしてアメリカで開発されたコースです。アメリカではこの資格を持っていないと病院で働くことができません。また日本国内でも内科認定医や循環器専門医になるためには受講が必須とされています。
 DVD教材に沿って実践的なトレーニングをしていきます。当日は座学はほとんどありません。教科書の内容を把握してるのが前提で、講習の間は体で覚えるために訓練を繰り返します。
受講料 ¥18,000(標準価格)
テキスト BLS for Halthcare Providers Student Workbook 2010 \1,075(送料無料)

BLSヘルスケアプロバイダー受講者マニュアルG2010 \3,675(送料無料)

日本語版でも英語版でもどちらでもかまいませんが、必ず事前購入の上、講習時ご持参ください
必要なもの テキスト、筆記用具 (ポケットマスクは消毒済みのものをお貸ししています)
コース時間 約4時間半
修了証(カード) 筆記試験と実技試験に合格するとアメリカ心臓協会AHA公式の英文修了カード/ヘルスケアプロバイダーカードが発行されます。(カードは後日郵送の形になります)
修了証の期限 2年間有効


テキスト

BLS for Healthcare Providers Studet Workbook G2010AHA ECCプログラムでは、受講者1名毎に公式テキストを購入していただくことが受講条件として定められています。日本語が母国語の方は、BLSヘルスケアプロバイダー受講者マニュアル AHAガイドライン2010準拠日本語版 を、各自、書店にて必ずご購入ください。

テキストに関する詳細情報はこちら 



ポケットマスク

JSISH-ITCロゴ入りポケットマスクポケットマスク(フェイスマスク)を使った口対マスク人工呼吸法の練習が含まれます。練習に必要なマスクならびにマウスピースは、洗浄消毒のものをお貸ししています。

個人用のものをお持ちの方は持参いただいても構いません。

また、レンタル用ではなく個人専用のものをお使いになりたい場合は、在庫がある限り、実費にて頒布することも可能で。(右写真のJSISH-ITCロゴ入り黒ケース付き)。講習お申込時に通信欄に明記下さい。




ガイドライン2015 補助資料

筆記試験合格のためには事前学習が必須です。日本語テキストをご一読の上、会場にお越しください。なお、2015年1月以降は、市販のガイドライン2010準拠テキストならびにDVDを用いつつ、最新のG2015準拠の内容として講習を進めていきます。

補完教材は、当日会場にてお配りしますが、アルゴリズム図はPDFファイルとして公開していますので、興味がある方はご覧ください。(講習当日、印刷して持参する必要はありません)

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PDF 3ページ|約1.2MB

BLSヘルスケアプロバイダーコース受講申し込み方法

BLS横浜では、横浜駅近くの会場を中心に横浜市内で不定期で公募によるBLSヘルスケアプロバイダーコースを開催しています。

募集告知は、本ページ冒頭、またトップページでご案内いたしますので、専用送信フォームよりお申し込みください。

少人数制で開催していますので、募集開始後すぐに定員になるケースがあります。TwiiterFacebook で、当会をフォローいただけますと、募集開始情報をタイムリーに入手できます。



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